【新年快楽!】 台湾ツアー その20 パイナップルケーキの罠
バスに戻った旅の一行が次に向かった先は、またまた土産屋でございました。
道中の車内ではガイドさんのトークが俺たちを飽きさせません。
このガイドさん、知っていると得をするような情報も、トークの中にポロッと織り交ぜて話す傾向があるようなので、聞き方も一生懸命になってしまいます。
中でもパイナップルケーキとカラスミの話は、このブログの主を唖然とさせる内容でした。
パイナップルケーキは台湾土産のド定番で、前の日にも免税店で売ってる高級品と、スーパーとかで売ってる廉価版を見て、あまりの価格の落差が不思議だったのですが、安物のパイナップルケーキは冬瓜に香料や酸味料で「パイナップル風味」の味付けをして、パイナップル餡を嵩増しして作っているんだそうで、安くなるほど「パイナップル:冬瓜」の比率は、冬瓜が高くなっているものなんだそうだ。
ああ、やっぱり安物には安いなりの理由があるもんなんだなと、妙に納得したよ。
ついでにカラスミの話も記しておきましょう。
どういうわけかカラスミは台湾名物の土産として人気の品なんだそうで、買い求める日本人も多いのですが、そこはやはり高級珍味だし、「ちょっとでも安くて大きいのを」と思うものでございます。
ある客が、「長さ30センチ近くもある特大サイズのカラスミが、一般的なカラスミの半額くらいで買えたよ」と、喜んでいたそうなんです。
でもね、ボラの卵巣って、そこまで大きくならないんだそうで、残念ながらなにか他の魚の卵を使った偽物を掴まされたっていうオチでありますよ。
で、これからワシらが案内される店は、「そういったものはありませんので安心してお買い求めくださいませ」と、見事な宣伝の口上が炸裂したところで、バスは店の前に到着。
この絶妙の間合い、もはや名人芸や!( ゚Д゚ノノ"☆パチパチパチパチ

そして、お約束はこの店でも。
まず連れて行かれた宝石売り場で長々とセールストークを聞くことになります。
どうやらこの店のイチオシは北投石らしいことが判った。
秋田県の玉川温泉で有名な、奇跡のパワーストーンじゃないか。
そういうのなら俺にも解るつもりだ。
もし今、俺の身内に、医者が匙を投げたような病人がいたら買ったかもな。

まあ、取り敢えずそういう需要は無いようなので、お土産はお菓子類にしとこうか。
一品一品、しっかりと
親類縁者とか特にお世話になってる人向けのお菓子は、ここで買ってしまいましょう。

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